デジタルフォトフレーム TGP-701MG レビュー その3

つづいてこのフォトフレームの特徴とも言うべき、MagicSync機能を使ってみます。この機能はPCの専用ソフト(http://www.transtechnology.co.jp/soft/mpc/)で写真をアップロードしておいて、携帯電話をつないだフォトフレームTGP-701MGでその写真をダウンロードする、といった機能ですね。アップするサーバはPicasaオンリーみたいで、あらかじめPicasaのアカウントを取得しておく必要があります。

送信側のアプリケーションの機能は比較的単純で、受信に使用する携帯電話番号を指定して、写真を選択し、送信するだけのようです。

送信アプリの画面


送信後、Picasaを見てみたら、さっきの件名の名称でアルバムが作成されていました。。

Picasaに保存されているのは写真と件名程度みたいなので、携帯番号とか、もろもろの情報は別サーバに保存されているんでしょうね。


さていよいよ受信をやってみます。といっても、こちらも単純で、携帯電話を接続して、前面のMagicSyncボタンを押すだけ。さきほど送信した情報がフォトフレームに表示され、あとは画面にしたがって操作するだけ。

接続した図。

さっき送信した写真が表示されています

画面にしたがって操作していくと、写真を受信できました


さて、MagicSyncをやって写真を送信し、またフォトフレームで受信した感想ですが、あっけないほど簡単でした。受信側にいたっては、携帯を接続してフォトフレームのボタンを押すだけで、あとは特に設定等は不要です。これなら「携帯つないでボタン押せば、写真が受信できるから」って伝えるだけで誰でもできそうです。

私はITというかこういう業界で働いてるんで、ネットがない環境において携帯をつなぐだけで写真が受信できるってのはそれほどメリットにはならないのですが、先にも書いたように遠隔地のネット環境がないようなおじいちゃんに孫の写真を送りたいとか、一定のニーズはあるのではないか、またそういったニーズに応えられるような製品であると思いました。あとは操作中に、目安でもいいので、パケット代がどれくらいかかるかがわかるとより安心して使えそうですね。